量子計算技術の社会実装を推進している株式会社Quanmaticは、情報工学分野、量子計算分野アルゴリズム開発の第一人者である早稲田大学戸川研究室と共同で、ゲート式量子コンピュータ(※1)向けのアルゴリズム研究開発を本格化します。戸川研究室が持つアルゴリズム開発の専門性と、量子計算技術・古典計算技術による数理最適化技術のエキスパートであるQuanmaticの豊富な知見を組み合わせることで、ゲート式量子コンピュータの早期社会実装を目指します。
株式会社カインズと株式会社Quanmaticは協働で、2024年4月より量子計算技術を用いたダイナミック配送システムのPOC(Proof of Concept)を完了し、一定の成果が得られたため、2025年3月に本格導入を目指すこととなりましたのでお知らせします。本取り組みは、配送計画の革新を目指して、量子計算技術を活かした先進的なプロジェクトです。
株式会社Quanmaticは株式会社東京大学エッジキャピタルパートナーズ、早稲田大学ベンチャーズ株式会社、JPインベストメント株式会社およびSMBCベンチャーキャピタル株式会社を引受先とする第三者割当増資(シリーズAラウンド)により、総額5.3億円の資金調達を実施しました。これにより、量子計算とAI・数理最適化技術を駆使したソリューション開発を加速し、ビジネス課題の解決を目指します。
量子計算技術の社会実装を推進している株式会社Quanmaticは、独自ソフトウェア「QANML」に、早稲田大学戸川研究室の知的財産であるアルゴリズムを搭載し、精度を高めながら開発を進めてまいりました。今回、ベンチマーク評価を行い、大規模な計算を高精度で実行できることを実証しました。
株式会社Quanmaticは学校法人早稲田大学とともに、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「量子・古典ハイブリッド技術のサイバー・フィジカル開発事業」に実施予定先として採択されました。
株式会社Quanmaticは、量子計算に特化した自動データ品質評価ソフトウェアQLEANSERに、生成AIを活用した自動データ補完機能を搭載しました。
株式会社Quanmaticは、早稲田大学戸川研究室のアルゴリズム知財や自社技術を搭載した量子計算効率化ソフトウェアQANML(Quantum Algorithms aNd Machine Library)により、1億ビット超の問題の求解に成功しました。量子計算技術を用いた1億ビット超の問題の求解は世界初※の成果となります。
株式会社Quanmaticは、2024年1月16日(火)に早稲田大学に開設された量子技術社会実装拠点(略称:QuRICキューリック、拠点長:戸川望理工学術院教授)に参画しました。
株式会社Quanmaticは、量子計算技術を活用し、ユーザーに最適化して膨大な情報を編纂・提供するプロダクトのMVP(minimum viable product)をリリースしました。
ローム株式会社は、2023年1月より株式会社Quanmaticと協働で、半導体製造工程の一部であるEDS工程に量子技術を試験導入し、製造工程における組合せ最適化を目指す実証を進めておりました。このたび生産効率改善において一定の成果が得られ、2024年4月に本格導入を目指すこととなりましたので、お知らせします。なお、半導体製造工場の大規模量産ラインにおいて、量子技術による製造工程の最適化を実証したことは世界初の成果となります。