QUANMATIC

News 2025年08月01日
量子・AIデータベース最適化技術を活用した街案内アプリ「みちしるべ in 京都」をリリースしました

多様な業界でのデータ活用基盤構築を見据えた初のユースケース

株式会社Quanmatic(クオンマティク、本社:東京都新宿区、代表取締役:古賀 純隆、以下Quanmatic)は、独自に開発を進めている量子・AIデータベース最適化技術「知推式(ちすいしき)」を搭載した街案内アプリ「みちしるべ in 京都」を本日公開しました。
 
「知推式」とは、AIと量子計算技術を組み合わせ、ユーザーの属性や嗜好、文脈にあわせて多角的な提案を提供できるよう、データベースを最適化する技術です。本技術は商品やサービスの提案が求められる多様な業界や場面において、企業が保有するデータやオープンデータを活用してデータベースや提案機能を構築できる汎用性を備えています。
今回、本技術を実装した初のユースケースとして、観光体験をパーソナライズする街案内アプリ「みちしるべ in 京都」を開発・公開しました。本アプリは、ユーザーの嗜好や旅のテーマ、観光時間にあわせて、最適な観光ルートやスポットを個別に提案。京都の街をより深く味わえる、新たな体験と視点を提供します。

アプリケーション概要

michishirube-kyoto

今後の展開

本アプリの実利用を通じて得られる意見や利用状況をもとに、技術の高度化とユースケースの拡張を進め、企業のデータ活用における新たな手法の提供を目指します。特に、提案に対するユーザーからのフィードバックとLLM(大規模言語モデル)による関係性予測を活用して、提案精度を継続的・自動的に向上させる新機能の実装を予定しています。
Quanmaticは今後も、最先端技術によって、急速に多様化が進む社会における意思決定を支えてまいります。

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